褒め言葉。

 

〇〇っぽいよね。

 

〇〇は絶対に似合うよ。

 

〇〇に似てるよね。

 

私はとても頻繁にあります。

 

言われて嬉しいこと、嫌なことが分かれますよね。

私は比較的嫌なことが多いです。

 

例えば、

あまり好きではない芸能人に似ていると言われたり、

全く好みではない洋服を勧められたり、

勝手に雰囲気で性格を決めつけられたり、

出すとキリがない。

 

私にとっては嫌なことだが、皆んなにとっては褒め言葉。

それがまた嫌だったりもする。

 

私は働いていた時、その会社がよく似合うと言わていた。

また、転職先を考えている時は、コールセンターやアナウンサー、アイドルが

似合うと勧めれた。

 

私が以前勤めていた会社は女子力がとても高い!

周りの人は私のことを女子力が高いと思っているが、

実際は、化粧直しなんてしないし、家ではスッピン、マニキュアは嫌いで、夏はTシャツに短パンてな具合で女子力なんてまるでない!

でも皆んなの思う私がとっても素敵だったから、いつも必死に皆んなのイメージに合わせていました。

 

転職先はなるべく人との接触が少なく、静かに集中できる仕事がしたいと考えていた。

でも、勧められるのは人との関りが大切な仕事ばかり。

友達は私の声や話し方、容姿を褒めてくれる。そのため、コールセンターやアナウンサー、アイドルなどを勧められました。

褒めてもらうのはもちろん嬉しいが、私はその仕事が自分に合っているとは思えない。

「すごく素敵なお仕事だけど、私には合わないかなw」

なんて交わしてみても、

「絶対いけるって!」

「合うよ!」

などとポジティブに応援される。

遠慮はしていない。

私なりに考えた私の性質上合わないんです!

 

私が与える印象はとても良い。

静かで清楚、乃木坂にいそう、話し方がアナウンサーみたい、モテそう、高嶺の花っぽい、、、。

正直すごく嬉しいし光栄だ。

だから皆んなのイメージ道りになりたくなってしまう。

でも、それがとても難しくて、疲れてしまう。

 

期待されているわけでもないし、イメージと違くても何も問題はないのは、分かっている。

でもこのイメージを崩したくない。

 

もうイメージとなんてなくなってほしい!

 

勝手に決めつけないでほしい!

 

思っていても言わないでほしい!

 

よく私の事を分かっている友達も、彼も、私の猫を被っている姿しか分かっていない。

だって、私は皆んなの前で猫を被ってしかいないから。

 

そんなことをしていたら、本当の自分が分からなくなってしまった。

まるで天使と悪魔が私の中で手を取ったような感覚

 

私は確実に皆んなのイメージに近づいているが、一方で元々の私が居座り続ける。

 

なので、私は2人に分かれることにする。

 

合う私をその日の相手に合わせる。

 

それがとてもラクで楽しいのでお勧めします。